うつ病の治療中です日々の過ごし方はどうすれば良いでしょう?
うつ病の治療中は、しっかりと休むことが基本です。
とにかくゆっくりと休養をとる事に専念しましょう。
この時の休養の取り方で、改善して寛解に至るか、再発するかが決まってくるのかもしれませんね。
うつ病の治療中はどう過ごす?
うつ病と言っても、人によって、その症状も様々です。
軽いうつ状態の人もいれば、うつ病によって生活が制限される方もいます。
食事も摂れない、生活費の管理もできない、お風呂にも入らない、一日中布団の中にいて出てこない…。たぶん、これだけ重い症状の場合は、障害年金も1級とかになると思います。
ここまでの症状が重い人は、やはり入院治療が必要では無いでしょうか?
自宅で付きっきりでお世話してくれる人がいるのであれば、別ですが、たぶん病院にかかった時点で入院と言われると思います。
そして、独りでは、病院に行けません。
家族か身近な人が、早々に病院へ連れて行ってあげるべきだと思います。
上記のように、入院が必要な場合と、自宅療養の場合で違ってきますが、ここでは、比較的軽いうつ病治療に関して、書いてみたいと思います。
うつになりやすい生活習慣
ここでは、うつになりやすい生活習慣をしていないかを見ていきましょう。
うつになる人は、やはりうつになるような生活習慣をしているのも事実です。私も経験上、それは強く感じます。
陽に当たらない生活
日照時間が短く、部屋に閉じこもりがちになりやすい場合。
特に雪国などに多いと思いますが…。
これに関しては、うつ病に関係なく、病気になる確率は、高くなると思います。
やはり太陽の陽に当たるか当たらないかで、気分も違ってきます。
うつ病の場合、なかなか外に出ようという気力もなくなるのですけれどね。
うつ病であっても、健康であっても、お日様に当たる事は、必要です。
ただし、熱中症になるほど、太陽の陽を浴びるのはどうかと思いますが…。それに、紫外線も気になるところです。
夏場などは、ペットボトル飲料を用意して、紫外線対策もして、短時間の散歩などが良いのではないでしょうか?
食事を粗食で済ます生活
これって意外に勘違いされている方も多いような気がします。
肉は、いまでは一般的に食べられますが、昔は地方によっては、肉をほとんど食べないところもあったようです。
主食は、ご飯と野菜。そして漬け物が中心だったようです。
でも、脳の神経伝達物質であるセロトニンは、肉などに含まれるトリプトファンというアミノ酸が原料になっています。
肉を食べないと言うことは、セロトニンが不足します。
なので、うつ病にもなりやすくなります。
これは、一概には言えないことですが、多いんだよと言うことをお伝えしました。
極端な粗食、そして菜食主義を続けていると、うつになるリスクは大きいです。
昔は、おじいちゃんや、おばあちゃんがステーキを食べてる姿って、あまり見ませんでしたが、最近では、やや多く見受けられるようになりましたね。
肉は、セロトニンを補うという意味でも、うつ病防止のためにも、肉は積極的に食べて良いと思います。
で、心配になるのが、コレステロールでしょうか?
高齢者は、ある程度コレステロールがあった方が、生存率が高くなると言うことが分かっているそうです。
また、セロトニンを脳に取り込みやすくするのが、コレステロールでもあるわけですね。
うつ病にならない必須条件は、外に出て太陽の光を浴びて体を動かす。
そして、肉なども適度に摂る事だそうですよ。
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多量のアルコール漬けの生活
アルコール=お酒ですが、これも少量であれば、気分を高めてコミュニケーションを円滑にしてくれます。
でも、多量に摂取すると…。
特にうつ病の治療を受けている人、気分が沈んでうつになりかけている人は、多量のアルコールを飲むのは止めるべきです。
実際に、アルコールがうつ病に悪影響を与えると言うことが分かっています。うつになって、脳の神経伝達物質が足りない状態でアルコールを飲むと、先にあげた神経伝達物質がさらに減少して、気分が余計に落ち込みます。
私は、もともとあまりお酒に強い方ではないのですが、睡眠薬を飲んでも、また少し多量に飲んでも眠れないときに、500ミリリットルの缶酎ハイを飲んだことがあるのですが、起きたときの不快感ってなかったです…。
妹にこっぴどく怒られた記憶があります。
うつ病になっているとき、また何日もふさぎ込んでいるような時には、極力アルコールは飲まないようにしましょう。
これ大事な事なんですが、うつ病の人が深酒をして、アルコール依存症になることが多いです。
アルコールは、脳梗塞を誘発する原因にもなっているそうです。
そして、一番心配なのは、自殺です。
自殺者は、お酒を飲んだ状態で自殺することが多いと言われています。
景気付けという言葉があります。
まさに、その状態じゃないでしょうか?
気分が落ちているときに、どうしてもお酒が飲みたくなったら、一人では飲まずに誰かと一緒に飲むようにした方がいいと思います。
相手に迷惑をかけないという前提でですが…。
うつ病がアルコール依存症になりやすいのは、一人で飲むということもあるようですね。
やはり、たまに友人などに愚痴を聞いて貰ったり、相談をしたり、そういう飲み方ならば良いのではないでしょうか?
友人もこれ以上は、飲ませられないとセーブをかけてくれるでしょう。
独り言
なんか、ちょっとタイトルからズレた感じがしないでもありませんが…。
うつ病の治療中の生活に関して書いてみました。
治療中は、辛いことも多いです。
会社にいるとき、家族といるとき、ひとり住まいの時と、色々とあると思います。
まだまだ、世の中では、うつ病に対する偏見も多いですね。
それに、精神科に通ってるという事実。
これが、また辛いですね。
相模原の事件もありました。
あれで、また精神の病気を持っている人に対しての思いも変わった人も多くいるでしょうね。
それでも、きちんとそんなところを気にせずに、一人の人間として見てくれる方も多いです。
嬉しいですよ。
自分を理解してくれる人が一人でもいると。
少しでも、そういう人が増えてくれることを願います。
そして、うつ病患者でも生きやすい環境が整うことを望みます。