産後うつの原因はホルモンの影響が大!?
産後うつ病になる新米ママさんが増えているようです。
産後うつ病の原因は、お産後のホルモンバランスの変化、そして育児の負担からなると言われています。
厳密には、他にも原因になり得るものがあるのですが、ここでは、産後うつ病の原因で多いホルモンバランスの変化に関して見ていこうと思います。
産後うつ病とホルモンの関係
産後うつの治療法と心構え!という記事でも書きましたが、産後うつと性ホルモンの関係って奥深いものがあるようですね。
出産後、このホルモンバランスが崩れて、一時的にごく普通のうつの症状が現れる事があります。
それをマタニティーブルーと言います。
軽い焦燥感、食欲低下、疲労、軽い焦燥感、頭痛といった症状がみられます。
ですが、このマタニティーブルーの場合は、通常1~2週間ほどで収まります。
この期間が長かったり、重い症状が続くと「産後うつ病」と言われます。
産後うつ病
産後うつ病は、先に挙げたような症状が強く出て、赤ちゃんを育てていくのに、相当不安要素を残す状態になるのではと思います。
また、産後うつ病は、産後3~6ヶ月以内に出産をしたママさんの10~20%もあるのですね。
この数字って、結構高い数字ですよね。
一般的なうつ病の12ヶ月有病率は、2.2%。生涯有病率は、6.5%ですから、断然に高いですね。
産後うつ病の発症原因は、2つがみられます。
生物学的な面、それと心理社会的な面ですね。
生物学的な要因
産後うつ病の生物学的な要因には、ホルモンのバランスが関係していると言われています。
妊娠中の体の中のホルモンは、エストロゲン、プロゲステロンが非常に増加します。ですが、分娩して胎盤が排出されると、これらのホルモンの値が急激に正常範囲に戻ります。
この時の、性ホルモンの急激な変化が、うつ病と関連していると言われています。
また、それ以外の性関連ホルモンである、「プロラクチン」というホルモンがあるのですが、このプロラクチンが産後の気分障害に関連していると言われています。
でも、産後のママさん全員がうつ病になるわけではありません。
事実、私の元妻もうつ病どころか、マタニティーブルーにもなりませんでした。
上の娘もうつ病とは、無関係でしたね。
ちょっと、心配なのは、下の娘。
私と同じAB型なのですが、頑張り屋さんで、あまり弱音を吐かない子なんです。
先月子どもを出産したのですが、初めての子でもあり、何かと心配がつきないようです。
親としては、ちょっと心配です。
ちょっと、話がズレましたね(汗)
ただ、やはり産後のホルモンのアンバランスが、うつ病になりやすい素因ではあると言えるようです。
心理社会的な要因
そのママさんによって異なりますが、ほとんど多くの新米ママさんは、母親、育児、これらの新たな役割を持つことに対して、戸惑ったり、悩んだり、葛藤があったり…。
初産であれば、当然これらの悩みは出てきますよね。
何も分からないわけですから、人間って経験がないことに直面すると、戸惑います。
まして、お腹を痛めた子どもの事ですから、尚更だと思います。
それと、書こうかどうか迷ったのですが…。
出産に至る状況によっても、変わってくると思います。
幸せの中で出産したのか、それとも…。
この点が、場合によっては非常に大きなストレスとなって、産後うつ病に大きな影響を与える可能性が大きいと思われます。
後は、年齢の問題も出てくると思います。
高齢出産の場合には、もっと心配毎が増えるでしょう。自分自身が出産に耐えられるのかと言うことも心配になりますよね。
出産後の育児って、本当に大変だと思います。
乳幼児は初めてといった場合は、尚更のことでしょう。
周りに育児を手伝ってくれる人がいるのであれば、まだしも、旦那も手助けしてくれない、実家も遠い…。
不安ですよね。
少しでもご主人が、育児を手伝ってくれれば、随分と違うと思いますが、男は仕事に逃げますから(汗)
でも、最近は育メンが多くなってきています。
非常に良い傾向だと思います。
私もしましたよ、おむつの取替、お風呂、ミルク…。
色々やりました。懐かしいです。
少しは、自分では、役に立ったと思っていますが…。
女性側からすると、違うんですよね。
なかなか、子育ては難しいです…。
新米ママさんが、一番大変なのは、たぶん、夜泣きだと思います。
夜間のミルク、おむつ替え、確実に睡眠不足になりますよね。
授乳に影響する部分の食事にも気を遣うでしょう。
赤ちゃんは、授乳を通して栄養をとっているので、気になりますよね。
赤ちゃんのためにも、市販のミルクではなく、やはり自分の母乳を飲ませたい、そう思うママさんがほとんどだと思います。
そのためにも、きちんとご飯の献立は考えないといけませんね。
ご主人のお世話もしないといけませんし。
出産直後は、本当に大変な時期だと思います。
休養しないといけない時期なのに、寝不足が続いて、疲れる。
でも、家のことは、自分がやらなければいけない。
そう思って頑張っているのですよね。
でも、たまには、手を抜いてもいいと思います。
そうしないと、もたないと思いますよ。
私の娘も、左手が腱鞘炎になったと言ってます。
こんなことも…。
旦那 「泣くのが赤ちゃんの仕事だから…。」
娘 「じゃあ、お前が丸一日面倒みてみろよ!」
近かったら、私が代わりにみているのですが、ちょっとそれも出来ません。
可愛そうですが…。
辛かったら、人を頼っていいと思いますよ。
100%は、出来ないと思いますが…。でも、決して恥ずかしい事ではありませんよ。
無理をせず、適当に頑張る。
無理をして、一生懸命頑張っても、結果は一緒のような気がします。
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独り言
今日も産後うつ病に関して、少し書いてみました。
自分が初めて父親になったとき。
あまり、実感がありませんでした。
子どもは、すごく可愛かったのですが、自分が父親?
なんだか、不思議な感じでした。
もちろん、父親としての役割は果たしたつもりです。
私は、子どもが2人いますが、6歳と4歳の時に離婚しています。
子どもは、母親の元が一番だと思っていましたから、親権も養育権も、何も文句を言わず、すべて元妻に渡しました。
本当は、元妻には渡したく無かった。
借金まみれでしたから…。
親権だけでも私が持っていたかった。
でも、たぶん子どもにとっては、父親よりも母親ですよね。
ずっと、そう思って生きてきました。
それが、違ったんです。
上の子の結婚式には、私は出ていませんが、DVDを娘が作ってくれました。
その時の母親への感謝の手紙を読んだときに「違ったんだ」と初めて思えたんです。
本当は、お父さんに付いていこうと思っていたみたいです。
妹がいるから、寂しい思いをさせたくなかったから、一緒にいようと決めたそうです。
もし、一人ならば、私と一緒にいたかったと…。
6歳の子がそこまで考えていたんですね。
涙出ましたね。
私、上の子には、謝罪しかなかったんですよね。
もう一回、子育てをやり直したいと思いました。
どんだけ怒っても、お父さんって来てくれた子でしたから…。
会いたかったんだと思います。
連絡したかったんだと思います。
でも、子どもながらに、色々と考えて連絡しないと決めたんだと思います。
離婚してから、子どもの事を考えると、いつも涙流してました。
今も涙が出て止まりません。
うつ病になってから、それが、もっと強くなって、自分を毎日のように責めていました。
自責の念で一杯でした。
死んで謝るしかないと…。
辛かったです。
自分、子どもたちには何を残してやれるんだろうと、良く考えます。
この先、後ろ指を指されることだけは、絶対にしちゃいけないと思っています。
だから、死ぬことは、絶対にしちゃいけないと…。
辛くても、これが自分の人生。
今は、孫たちへおむつや誕生日プレゼントなどを送らせて貰っています。
有り難いです。感謝です。
ちょっと話が、全然関係のない話になっちゃいましたけど、今日は、「産後うつ病の原因はホルモン影響が大」かとのお話でした。