うつ病になると起きれない!そんな症状が辛い!治るかな?
うつ病で見られる症状は、本当にたくさんあります。
概念的にこの症状けってのはありません。十人十色ですね。
病気としては、相当深いものではないでしょうか?
眠気や寝られないも、もちろんうつ病の症状の一つですし、今日ご紹介する「起きれない」に関してもそうですね。
私は、この起きられないで、本当に苦労しました。
うつ病の症状って色々あるけど起きられないのはなぜ?
最初にお断りしておきますが、このサイトでは、自分の体験を元に書いてあることが多いです。
もちろん、正しい情報をお伝えするために、情報を検索したり、本で調べたりはしますが、難しい学術論文などからの引用はありません。
私が難しくて分からない事が多いので(汗)
で、うつ病の症状で起きられないことに関してですが、これはまだ未だにあります。
どうしても次の日早く起きないといけない時には、目覚まし、そしてiPhoneのアラーム機能を利用して起きるようにしています。
起きられない原因は、夜、眠れないと言うことと寝ていても熟睡出来ないと言う事が要因として考えられます。
どうしたって寝られないと、遅くまでと言うか、朝方近くまで起きてしまいます。
そうなると、眠気が朝にくるので、朝起きることができません。
そして、朝方寝てしまいますので、昼夜逆転という現象が起きます。
うつ病になったほとんどの人は、この現象を体験していると思います。
眠れないから、眠るために睡眠薬を飲みます。
睡眠薬によっては、朝まで、または昼まで薬の作用が残るものもあります。
そうなると、もっと起きられなくなります。
悪循環ですよね。
私は、最初のうち睡眠薬を飲んでも、眠れない事が多かったです。
そして、寝てもよく眠れていないのか、数時間で目が覚めてしまいます。
今でもこれは、少しあります。
早朝覚醒と言うらしいですが、嫌なものです。
本当ならば、睡眠薬を飲んだならば、朝までぐっすりと眠れるはずなのですが…。
あまり、効果は感じられませんでした。
お医者さんも大幅に、薬を増やすことはしてくれません。
なので、先日も記事に書きましたが、今は睡眠日誌をつけて様子を見ています。
最初は、本当にバラバラだった睡眠時間も、今では少しだけまとまってきたように思います。
日誌の効果なのか? やっぱり薬の効果なのか…。
ただ、早朝覚醒だけは、直りません。
入眠して1時間くらいで目が覚めます。
そして、また寝るのですが、なかなかぐっすり眠れなくて、眠れたとしても、再度1~2時間で目が覚めます。
この状態が今は少し楽になった気がします。
症状の改善を図るために、薬も一つ増えたのですが、一錠ではなく、半錠なんですよ。
薬剤師も一錠を半分にするのって、大変だと思うので、一錠にして欲しいのですが、2~3ヶ月様子を見てからとの事でした。
(これは、後日薬が変わりました)
自宅療養中は、規則正しい生活を心がけるよう言われていますが、実際には、上手くいきません。
カーテンも閉じっぱなしですし、外にも出ません。
今は、冬なので尚更億劫になります。
日中眠ってしまうと、どうしたって夜は眠れなくなります。
私は、日中眠くなるので、必ず1時間くらい昼寝をします。
昼寝をするので、また夜が眠れなくなるんですよね。
本当に悪循環です。自己嫌悪に陥ります。
ただ、夜寝て朝起きる、そんな簡単な事が出来ない…。
辛いですね。
だから、うつ病は甘えと言われるのですかね…。
眠れない起きれないを治すために
では、眠れない起きれないを治すためには、どうすれば良いでしょうか?
眠れないと言うことを不眠と言いますよね。
この不眠には、大きく分けて、3つあります。
- 寝付きの悪い「入眠障害」
- 眠りが浅くて何度も目覚めるので熟睡できない「熟眠障害」
- 夜中または早朝に目が覚めて眠れない「早朝覚醒」
この3つですね。
不眠症の場合は、このどれか1個が当てはまる事が多いと思いますが、うつ病の場合は、この3つが絡んで重複してみられます。
特に多いのが、「熟眠障害+早朝覚醒」になります。
目が覚めたとき、抑うつ気分が強くて、後悔とか自責の念、そして将来の心配など色々と悩みながら、寝起きを繰り返します。
悪夢を見たりもします。
結構、怖いです。
他に、夢の中がリアルであるように思えて、夢の中で遊んでいたこともありましたね。寝言も多かったと思います。
でも、目覚めも悪いですし、非常に疲労感が残ります。
そのため、なかなかスクッと起き上がることが出来ません。
毎日が辛い1日でしたね。
もう憂うつで、何もかも放り出してしまいたくなります。
うつ病の不眠の場合は、特に早朝覚醒が起こりやすく、独りでいるときに、自殺を図ることがあります。それも突然に…。
なので、この不眠(睡眠障害)を治す事が必要です。
では、不眠を治すには、どうすれば良いのでしょうか?
夜眠れない
夜眠れないで困っている…。
この記事を読まれている方は、睡眠に関して何らかの障害を持っておられるのだと思います。
私もそうなのですが、薬だけに頼っている部分はないでしょうか?
他に間違った睡眠習慣や、眠る場所の不適などの影響である場合も多かったりするようです。
では、「良い睡眠習慣」とはどのようなものでしょう?
- 眠る前に、自分なりのリラックス法を持っている。
例:軽い読書、音楽を聴く、ぬるめの入浴、アロマなどを嗅ぐ、軽めの筋弛緩トレーニングをするなど(但しやり過ぎは逆効果になるので注意が必要です)。 - 就寝4時間前のカフェイン(お茶、コーヒー、紅茶など)の摂取は控える。
- 眠たくなったら床に就く、これは就床時刻に拘らない。
- 床に就いても眠れないときは、ベットから出てリラックス。
- 早起きをする(毎日同じ時刻に起きることが大事)。
- 目が覚めたら窓のカーテンを開けて日光を取り入れる(寒さが緩んできたら窓を開けて空気の入れ換えをするのもいいですね)。
- 朝食をきちんと摂る。
- 規則的な運動習慣を作ること(運動習慣があることで夜眠れる)。
- 眠りが浅いときは、思い切って遅寝・早起きをしてみる。
- 睡眠薬代わりの寝酒は不眠の元となります、ご注意を。
10個ほどあげてみました。
これらは、誰でもできることですよね。でも、うつ病になると完全に狂っちゃうんですね。
うつ病を患ってない人から見ると、甘えてるんじゃない!
とお叱りを受けそうですが、なかなか思うように行きません。
でも、全くできない事でもありませんので、どれか一つでも出来たら良しとして、一つずつできる事を増やして行けば良いのではないでしょうか?
特に、起きる時間を毎日決まった時刻にする。
これが一番大事なことみたいです。
人間、早寝早起きが、基本になりますよね。
改めて、私も全部出来ないまでも、半分は出来るように頑張っています。
朝起きられない
朝起きられないというこれは、夜眠れないから、朝起きられない。
それが、一般的ですよね。
うつ病でもこれは、言える事だと思います。
体内時計が完全に狂ってるわけですからね。
体内時計が狂うと、うつ病を引き起こすだけではなく、さまざまな病気に悪影響を与えることがわかっています。
生活習慣の乱れ…。
何か気づく事ありませんか?
私は、完全に生活習慣が乱れていました。
食事も摂ったり摂らなかったり、外出もせず、家から一歩も出ないことが何日も続いたり、運動習慣を持たなかったり…。
そのせいか、高血圧にもなりました。
体重も随分と増えました。
今では、80㎏台(2018年7月には85㎏)をウロチョロしています。
体が重いです。お腹の肉がベルトに乗ります。
醜いです…。
健康診断の結果、中性脂肪は、ちょっとマズい数値が出てました。
50~149の値が正常値なのですが、462もありました。
体内時計が乱れると体中の生体リズムも乱れるので、睡眠だけではなく、血圧やさまざまなホルモン、そして神経の調整に悪影響があると考えられています。
体内時計って本当に大切なんですね。
私も、最近ちょっと怖いです。
高血圧、肥満まで揃いました。
次は、糖尿病でしょうか…。
それと、心血管疾患(心筋梗塞、脳卒中など)ですね。
これ以上、家族には迷惑は掛けられませんから…。
現状を保ち改善して行かないと、本当に危ないなと思います。
なので、朝決まった時間に起きて、カーテンを開けることにします。
そして、食事にも気をつけます。
早寝早起きから始めましょう。
適度な運動も…。
できる事から少しずつ…。
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独り言
年齢のせいなんでしょうね。
体のラインが完全に変わってきました。
良い方にではなく、悪い方にですね。
体重は、8年前と比べると20㎏も増えました。
私は、元々低血圧だったのですが、今は高血圧。以前にも書いたと思いますが、最高血圧が200を超えていましたからね。
ビックリでした。
原因は、うつ病になって、運動らしいことを何もしなくなったから…。
仕事をしていたときは、1日どれだけ歩いていたかわかりません。完全に万歩を超えていたでしょうね。
その頃は、食べても食べても太りませんでした。
そして、体はちょいマッチョで、少しだけ自慢でした。
今は見る影もありません。
鏡を見ると、本当にイヤになります。
まさか自分がこんな姿にと認めたくないんですよね。
でも、事実は事実。
嘆いてばかりいても仕方ありません。
後は、行動あるのみ。