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うつ病診断は誰でも当てはまったりするのか!?

2022年4月4日

うつ病診断は、誰でも当てはまるものなんでしょうか?

実は、これは ”YES” と言えます。

うつ病の診断テストをすると、どなたでも、問いに対して最低でも一つは、当てはまる箇所があると思います

中には、もしかすると、自分は全く当てはまらないという人がいるのかもしれませんが…。一般的に見るとと言うことで…。

うつ病の診断テストは誰でもあてはまる?

これは、診断テストを実際にやってみるとわかります。

うつ病の診断テストは、DSM-ⅣやⅤ、そしてICD-10などが病院などでは、初診の際に多く利用されていると思います。

他には、QIDS-J(簡易抑うつ症状尺度)だったり、BDI(ベックのうつ病調査表)があります。

他にも、病院独自で作られているものもあるようです。
ここでは、代表的なうつ病診断テストに関して、少しだけ見ておきましょう。

DSM-Ⅳ or Ⅴ

DSMとは?
英語で、”Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders” と言います。略してDSMですね。その後ろの-Ⅳは、バージョンです。DSM-Ⅳ-TRというのもありました。今は、DSM-Ⅴになっていますが、未だにⅣの方を使用されているところもあるようです。

日本名を「精神障害/疾患の診断・統計マニュアル」と言います。
アメリカ精神医学会から出版された書籍ですね。

日本語訳は、「DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引き」として、2014年10月23日に出版されています。

このDSMは診断をする上で、また診断をする熟練医師が診断の基準の一つとして利用されるものです。
そのため、一般の人がDSMの診断基準を使って専門知識もなく安易に自己診断をすることはできません。

もし、精神的な病気や障害の可能性を感じるときには、専門の医療機関を受診して専門医に診てもらう必要があります。

ICD-10

ICD-10とは?
英語で、”International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems” と言います。略してICDです。日本語では、疾病及び関連保険問題の国際統計分類と言う長~い名前です。

こちらは、世界保健機構(WHO)で公表されている分類になります。

日本の厚生労働省は、統計法に基づいた調査を行う場合には、このICD-10を使っています

簡易チェックを行っているサイトがあったのですが、なくなってしまったようです。
また見つけたら載せますね。

QIDS-J

QIDS-Jとは?
英語で、”Quick Inventory of Depressive Symptomatology:QIDS-J“と言います。これも略してQIDS、そして日本語なのでJかと。日本語では、簡易抑うつ症状尺度となります。

このQIDS-Jは、結構使われているようですね。

項目が16項目しかありませんし、うつ病の重症度を評価できますし、DSM-Ⅳの大うつ病性障害の診断基準にも対応しています。

詳しくは、こちらのサイトが分かり易くて良いかと思います。
実際に診断もできます。

一度試してみると良いかもしれません。

簡易チェック:https://www.cbtjp.net/qidsj/
こころのスキルアップ・トレーニング

BDI

BDIとは?
英語で、”Beck Depression Inventory“と言います。これも略してBDIです。日本語では、ベックのうつ病調査票と言われています。

このBDIテストは、抑うつの程度を客観的に測定できる自己評価表になっています。

こちらも質問項目は、そんなに多くはなく、21項目です。
CES-Dとともに、簡単にできる診断テストだと思います。

簡易チェック:http://www.sannoclinic.jp/bdi.html
山王クリニック

CES-D

CES-Dとは?
英語で、"The Center for Epidemiologic Studies Depression Scale“と言います。これも他と同じく略してCES-Dですね。日本語では、うつ病(抑うつ状態)自己評価尺度と言われています。

このCES-Dは、うつ病を発見することを目的として、米国国立精神保健研究所(NIMH)にて開発されたもので、BDIよりも世界中で広く使われているみたいです

こちらも質問は、20問と、そんなにストレスが溜まらずできるものだと思います。

簡易チェック:http://seseragi-mentalclinic.com/cesd.html
せせらぎメンタルクリニック

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独り言

うつ病は外見だけでは、その人がうつ病であるか、分からない人が多いと思います。
軽い内は、健常者と何ら変わりなく思えます。

でも、重い状態のうつ病患者は、見ればすぐわかると思います。
また、軽いうつ病患者さんでも、うつ病患者からすれば、何となくわかります。

うつ病って、うつ病を患っている本人たちにとっては、本当に辛い病気です
早く治したいと思っても、なかなか早期治癒というわけにも行きません。
自分では、最初の頃はどうすることもできずに、やはりお医者さんを頼ってしまいます。そして、長期休養をし薬物治療を受けます。

もちろん、軽い状態のうつであれば、この薬物治療だけで良くなる人もいます

他に精神療法や心理療法でカウンセリングを受けたり、認知行動療法を交えて治療が行われます。

それでも改善しない場合、入院の措置がとられたり、電気けいれん療法や光療法を行っていくことが多いです。

私は、さすがに電気けいれん療法は受けたことはありません…。

何となく、海外映画で見る、電気処刑のイメージが強くあって、怖い感じがします。

今日はうつ病診断は誰でも当てはまると言うことに関して、書いてきましたが、各チェックシートやってみたでしょうか?

どうでしたか?
全く当てはまらなかったでしょうか?

もし、一つでも当てはまったとしたら、予防策を張っておく事が大切かと思います。

睡眠や生活習慣、それらの見直しをしてみる必要があるかも知れませんね。

何かの参考になれば、幸いです。