うつ病の診断は病院の何科に行けばいいの?
ネットなどに出ている無料チェックシートで、診断をした結果、自分がうつ病判定を受けたら、心配ですよね。
それで、ちゃんと病院で診断をしてもらいたいんだけど、いったい病院の何科で見て貰うのが良いのか迷っている方に…。
うつ病らしいと思ったらどこへ行けば良い?
うつ病のチェックシートやサイトなどで、うつ病らしいと判断されたら、どこに行くのが一番良いのでしょうか?
ずばり答えを言うのであれば、やはり精神科でしょう。
なかなか、精神科のイメージって良くは思えないですよね。
近所の手前、家族、学校や会社…。
精神科に通ってますと堂々と言うことは、なかなかできないのではないでしょうか?
私もそうでした。
腰痛で通っていた病院の先生に、精神科に行ってみたらどうだろう?と言ってもらえたので行くことに決めました。
でも、精神科に行くことは、認めたくなかったですね。
その当時、自分は心が弱いとは、決して思っていませんでしたし、精神科にかかることは、恥とすら思っていました。
完全な偏見で生きていたんですね。
仕事先でも二重人格だったかもしれません。
本当は、嫌われることは嫌なのに、上司から「管理職は嫌われてなんぼだよ」と言われて、(当時は何を勘違いしたのか…)徹底的にやりましたね。
自分の嫌われたくない部分、封印しちゃいましたから…。
それは、辛かったですよ。
泣くこともしばしばありました。
でも、そんな中でも理解を示してくれるスタッフもいましたし、上司もそれでいいんだと言ってくれていましたから…。
それだけを励みに頑張れたのかもしれませんね。
心が悲鳴を上げていたのに、随分と長い間無視をしてきたような気がします。
自分の事嫌いでしたから…。
セルフイメージ、本当に低かったですね。そして、可愛そうなことをしていましたね。
何事にも自信がなくて、人一倍仕事をして、人の嫌がる仕事は率先してやってきました。
でも、残業はあまりしませんでしたね。と言うか、残業時間と本業時間の区切りが全くなかったような気がします。
大体が休みもないような会社でしたし、なんか365日24時間対応で仕事をしていた気がします。
10年以上勤めましたが、退職金もありませんでした。
今では、懐かしい思い出です。
うつ病は病院の何科で診て貰うのが一番良い?
また、ちょっと話がズレましたが(汗)
うつ病は、診療内科か精神科にかかるのが普通でしょう。
どちらかと言うと診療内科の方が、なんとなく言いやすいですよね。
では、心療内科と精神科では、どう違うのでしょうか?
ちょっと、そこら辺を見てみましょう。
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心療内科とは?
ここでは、心療内科に関して見てみたいと思います。
心療内科は、医学会での大きなくくりで見ると内科の範疇ですね。体の心身症を主に扱います。
この心身症というのは、ストレスから生じる体の病気の事です。
なので、体の症状がメインになります。
心に原因があるのに体のどこかに症状が出ている状態が心療内科の範疇になります。
精神的ストレスから来る、神経性大腸炎、胃潰瘍などがそうですね。自律神経失調症などに関しても、心療内科の範疇になります。
繰り返しますね。
心療内科は、身体の症状がメインではあるが、検査をしても異状が現れていない場合。
最近ストレスを強く感じ、それ以降身体の調子が悪くなったが、以前はそんなこともなかったと言った場合。
精神科とは?
では、精神科はどうなんでしょうか?
精神科は、ご存じだと思いますが、主に精神疾患を扱うところです。
簡単に言うと一般的に言われている、心の症状や病気を扱って、治療するところになります。
心の症状とは、不安、抑うつ、幻覚、イライラ、幻聴、妄想などです。体に表れない精神疾患ですね。うつ病は、完全に精神科の範疇です。他にも○○依存症、躁うつ病、統合失調症などもありますね。
最近は、○○クリニックという病院も多くなってきました。女性専用などというクリニックも多くなってきましたね。
また、病院によっても、総合病院であっても、精神科と使わないところもあるようですね。
また、勤務医を兼ねたクリニックの先生も多いみたいです。
精神科の先生は、これからも増えていくのではないでしょうか?
病院の募集広告などを見ると、精神科の先生は、非常に優遇されているような気がしますし、いつでも募集をされていますね。
そうそう、精神科の先生もうつ病になるんですよ。
うつ病になった先生が、克服期を書かれた本が書店に並ぶのを見る機会も多くなってきました。
例えば、この本。
医者の私が薬を使わず「うつ」を消し去った20の習慣 [ 宮島賢也 ]
私も、随分と参考になった本です。
他にも、学校の先生のうつ病率が高いですね。
ビックリしました。
そうですよね。
今は、普通の企業よりも学校の先生の方がストレスのかかる割合が多いのではないでしょか?
モンスターペアレント問題、体罰の問題、いじめ問題、学級崩壊…。
などなどたくさんの問題を抱えています。
昨年(2015年)のデータですが、小学校では、0.56%(2283人)、中学校では、0.65%(1548人)、高校は0.36%(675人)、特別支援学校は、0.64%(535人)と言った数字になっています。
小学校と中学校の先生方の数字が高いですよね。
それだけ大変なのだと思います。
高校の先生方を見てみると半分にはなりませんが、相当低いと思います。これは、たぶん義務教育とそうでないものとの違いなのだでしょうね。
高校は、学校側であまりにも酷い場合には、退学を宣言することも出来ますからね。
小学校や中学校は、それが出来ません。
それに、高校生になると、ある程度の大人の心に近づいているところもあるかも知れませんね。
問題のある子らと6年間なり3年間、対応することになります。大変ですね。体の調子も悪い先生も多いのかもしれません。
また、教師である先生方のうつ病率だけでなく、離職率が高い事も注目する部分ですね。そして、25歳~30歳の離職率が最も高く全職業のなかで50%にもなります。
これらの原因は、すごく多忙なわりに給料が安いし、若い頃なら転職もしやすいからだと言われています。
一種のブラック企業化されているのかもしれませんね。
でも、本当に教師って大変だと思います。
授業があり、行事があり、受験、部活やクラブの担当、人間関係、生徒の自殺防止、いじめなどなど…。
すいません、本題からちょっと話がズレましたが、この現状も知っておいて頂きたいなと思って書いてみました。
独り言
心療内科と精神科、悩みますよね。
私もどちらに行けば良いのか分かりませんでした。
まあ、その判断も出来なかったのですが…。
電話をいろいろかけた覚えがあります。
ほとんどのところが、予約数ヶ月待ちとかって言うところが多かったです。特にクリニックですね。
で、電話で話していても、何となく、その人の品格とかが出るじゃないですか?
それが、精神科に電話したときに、はっきりと出たんですよね。
あまりいい気はしませんでした。
で、今も通っている病院ですが、その時に対応してくれた方の応答がすごく良かったんですね。
すごい安心感を頂きました。
そして、予約制ではなかったので、すぐに見てくれました。
その病院で最初に見て頂いた先生。
女性の先生だったのですが、たぶん年齢的には、私よりも若かったと思います。
よく話を聞いてくれて、1時間くらい話をしていました。
そして、私はその都度、毎回涙を流していましたね。
とにかく、子どもたちに申し訳ない、ごめんなさい。
それで、泣いていたのを懐かしく思います。
10年以上、会っていませんでしたから…。
家族でいたときには、娘たちに親らしいことをしてやれなかったと思い込んでいました。
でも、少しは、出来ていたようです。
それを聞いたとき、涙が出ましたね。
今も思いだすと涙が出ます。
LINEしてますよ。
娘と^^
それが、解決したとき、私の心の負担は随分と減りました。
楽になりましたね。
有り難いことです。