うつ病の診断書は退職時に必要ですか?
退職をすると言うことであれば、もうすでに休業補償などを受けられてお休みになった期間があるのではないでしょうか?
診断書って、いろいろと必要になりますよね。
私も、ウンザリするくらい診断書を提出してきました。
会社を休職するとき、精神障害者保健福祉手帳の申請時、傷病手当金を申請するとき、保険会社への入院時にかかった費用の申請をするとき、障害年金を申請するとき…。
いろいろと提出する場面がありましたね。
うつ病の診断書は退職時に提出は必要か?
これに関しては、会社の規定によると思うのですが、すでに治療のために休まれていたり、入院されていたりしている場合には、たぶん、一度や二度は、診断書を提出しているハズですので、必要がないのではないかと思います。
ただ、まだ診断書を提出していないと言うことであれば、診断書の提出は事務処理上必要になるかと思います。
ご自身の勤めている会社に確認するのが、間違いないでしょうね。
会社から診断書の提出要請がある場合
会社から診断書を出してくれと言われているとすれば、まだ診断書を提出していないからだと思いますが、どうでしょう?
会社には、就業規則と言うものがあります。
就業規則は、誰でも見られるようにしてあるはずです。
その就業規則にたぶん、休業が何日以上続く場合は、診断書の提出をするようにといったような記述があると思います。
また、お休みに関してもいろいろと書いてあると思いますよ。
お勤めの期間によって、公休日数は変わってきます。
1年と10年生では、4倍近く違うのではないでしょうか?
基本どの会社でも、病欠に関しては、診断書提出が必要だと思います。
この辺は、会社に従いましょう。
会社に既に診断書を提出している場合
会社に既に休職していたり、病欠で欠勤していて、診断書を提出している場合は、もう診断書は提出していると思いますので、再提出は必要ないかと思います。
但し、診断書に書いている期間には、注意をしておいた方が良いでしょう。
先に提出した診断書に書かれている期間を超えて休む場合は、再提出が必要な場合があります。
私も、何度か書き直して、新たに診断書を提出した覚えがあります。
会社にうつ病だと知らせていない場合
会社に自分がうつ病だと知らせていない場合は、診断書も提出していないと思います。
ですが、ご自身が辛くないですか?
朝も起きれないことがあって、仕事中も憂鬱で、今までできていた仕事が、なぜか上手く回らなくなってミスが多くなる。
そんな状態が続いていませんか?
だとしたら、ちゃんとうつ病だと会社に知ってもらって、うつ病の治療に専念した方が、自分も良いですし、周りにも迷惑をかけなくて済むのではないでしょうか?
うつ病と会社に知られることで、リスクやデメリットはあるかと思います。
でも、私は経験から思います。
会社は一生面倒をみてくれない、結局最後は自分で責任を持たなければならないと…。
健常者でも、今はリストラにあっている時代です。
そして、一部上場企業でも倒産の可能性を持っている時代でもあります。
自分の身は、自分で守らなければなりません。
うつ病とわかったからと言って、すぐに退職推奨をされるわけではありません。
休業制度や補償を上手に使って、ゆっくりと休んで早く改善させる事が一番大切な事ではないでしょうか?
重くなってからでは、治るまで、結構な時間がかかります。
軽い内ほど、完治するのが早いのは、他の病気と一緒です。
自分で退職を決めている場合
自分で会社を退職することを決めているので、うつ病の診断書を提出していない場合に関してですが…。
うつ病療養中に、人生を左右する大きな決断は、行わないようにした方が良いと言われています。
私も今なら、その意味がわかります。
正直、会社を辞めたことを後悔しています。
会社側で他の部署を用意してくれていたのですが、それを断り退職と言う道を選びました。
後先を考えず…。
と言うよりも、考えられなかったと言った方が正しいかも知れません。
うつ病療養中は、考え方がどうしても、マイナスに傾きます。
認知の歪みというやつですね。
そして、薬で頭も回らなくなっているときがあります。
そんな時に、退職に限らず、大きな決断は、無謀と言っても良いかもしれませんね。
会社から退職推奨を受けている場合
会社から退職推奨を受けている場合ですが、この場合もなかなか決断ができないと思います。
ご本人からすれば、
もうこれ以上会社に迷惑をかけられない…。
自分がいるせいで…。
etc.
などなどいろんなマイナス面を考えがちです。
もちろん、退職推奨を受けていると言うことであれば、会社側から、それなりの条件が出されていると思います。
それに乗って、退職するのか、耐えて会社に残るのか、これは健常者でも難しい選択です。
退職推奨と言うと退職勧告よりも印象的に良く思いますが、結局はイコールですからね。
これは、従業員自らが退職をするように仕向けられている、早く言えば、解雇宣告ですね。
うつ病になったからといって、会社側は、むやみに解雇することはできません。
そして、法律的にもこれに応じる義務はないということです。
こういった場合は、うつ病まっただ中、また復職直後の時は、決断をすることは難しいでしょうし、するべきではないと私は思います。
もし、それに応じるとしても、じっくり家族と話をして考えてから返事をするのが良いと思います。
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独り言
また、話が少し脱線した感がありますが、今日の記事も大切な事だと思います。
うつ病になった時点で、すでに追い込まれているのに、さらに追い込まれる状況がいろいろな場面で起こります。
辛いですよね。
もう、パニックになります。
うつ状態が強いときは、一生懸命、対応しようとするのですが、できない。話しの内容も理解出来ないことが多かったりします。
話をするときにも、言葉が上手く出てきません。
ろれつが回らなかったりもします。
少しでも緊張をすると口が渇いて、話すのも辛かったりします。
これらは、薬の副作用もあります。
うつ病は、痩せることもありますが、反対に太る事も多いようです。私も最初痩せてきたのですが、最近ここ2年ほどで、20㎏以上太りました。
俗に言ううつ太りでしょうね。
薬の副作用+怠慢でしょうね。
今、ダイエットに挑戦中です。
なかなか、毎日継続する事が難しいですが、諦めずに元の体型に戻れるよう頑張ります。