うつ病の症状でもある物忘れ!このままバカになるのが怖い!
うつ病の症状の一つに挙げられるのが、物忘れ。
これって、本当に困りものです。
物忘れっていうよりも、記憶が飛ぶと言った方が良いのかもしれません。
うつ病と物忘れ
うつ病の症状には、いろいろとあります。
体感的なもの、心の問題…。
物忘れの恐怖
物忘れも、うつ病の症状の一つでしょう。
この物忘れに関しては、認知症と紙一重と言いますか、似たような症状を表すのも確かです。
だから、高年齢者の場合、ただの認知症と勘違いし、うつ病と気がつかない方も多いみたいです。
私も、この歳で認知症が始まったのか?
と、正直恐怖を覚えましたね。
- 自分は、このまま若年性認知症になって、どんどん物事が分からなくなるのではないか?
- どんどんバカになっていって、何も出来なくなるのではないか?
そんな恐怖を常に抱いていました。
うつ病になってから、一番辛かったのは、体調不良もそうですが、「今まで出来ていたことが、出来なくなっていく」と言うことですね。
大げさに言えば、前日まで、数時間前まで出来ていたことが、急に出来なくなる。
そんな感じですね。
そして、物事の正しい判断が出来なくなってきたんです。
なので、車に乗るのも諦めました。
事故を起こしては、元も子もありませんから…。
もちろん、仕事にも行けません。
すごく辛かったです。
毎日が、恐怖との闘いでした。
このまま、どこまで物事が出来なくなっていくのか…。
自分がどんどん退化しているのがわかる。
自分では、今までの年齢の重ね方を、成長曲線で来ている自負がありましたから、尚更辛かったです。
でも、自分で勝手にそう思っていただけで、何も変わっていなかったのかもしれません。
単なるおごりでしょうね。
でも、今は大分改善しました。
記憶が飛ぶ事もなくなりました。
いつも、眠たいですけど(汗)
これは、薬の副作用と体内時計が狂っているからでしょうね。
今、睡眠日誌をつけています。
1日の睡眠をどれくらい摂っているのか、どの時間に起きて何をやっているのかといったことをつけていきます。
それを元にお医者さんと相談しながら、治療を行っていきます。
まずは、薬の量を調整って感じですね。
でも、不思議な事に昼間ぐうたら寝ている時間が減りました。
とは言っても何か行動に起こしているわけではないのですが…。
相変わらず本も読めませんし…。
何事も意識するって大事ですね。
のんべんだらりと生きていると何も得ることが出来ません。
こういうことも、今までは出来ませんでしたので、相当な進歩だと思います。
なんだか嬉しいですね。
もっと頑張ろうという気になります。
あっ!
それが、うつ病になる元でもありましたっけ…。
焦らずに少しだけ努力して、前に進みます。
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加齢だけの問題ではない
うつ病の症状で物忘れ。
これは、うつ病に付きものかもしれませんね。
認知症でいう物忘れの場合は、脳の劣化と言われています。
これは、加齢などによって、脳が劣化することがありますし、脳の損傷、脳梗塞などによって劣化することがあります。
うつ病の場合の物忘れは、抑うつ症状、無気力、思考制止などといったものが原因になっていると言われます。
うつ病になると神経伝達物質が少なくなり、頭の回転が鈍くなるんです。
なので考える事も集中も想起も出来なくなります。
すっごく疲れているときに、結構頭がボーッとしていませんか?
そんな時に、些細なミスを犯したことが、一度はあるのではないでしょうか?
そんな時の事を考えてみて頂けると、わかりやすいと思います。
疲れや寝不足の時は、頭の回転がどうしても鈍くなっていることが多いです。
それでミスが多くなったりしますよね。
うつ病の物忘れは、寝不足の時のような疲れがずーっと続いている状態だと考えてみて頂けるとわかりやすいと思います。
なので、加齢とは関係ありません。
10代や20代の若い人にも、この症状が起こります。
だからこそ、自分がバカになっていくと感じるのかもしれませんね。
独り言
今日は、うつ病の症状の一つである、物忘れについて書いてみました。
今、現在進行形の方は、本当に辛いと思います。
でも、この症状もうつ病が改善するにつれ、収まっていきます。
私は、自分が自分でなくなるのが辛かったです。
先にも書きましたが、恐怖でした。
結局、自分の事が嫌いだ嫌いだと言っていたのですが、本当は好きだったのかもしれません。
嫌いで必要のないものであれば、そんな恐怖なんか感じないと思います。
反対にどんどん虐めるでしょう。
このまま、居なくなっていいのだと、そう思うと思います。
今日は、また一つ気づきを得られました。
あまり無理をしないで下さいね。
少しでも自分を取り戻せること、願っています。