うつ病が改善したらこんな過ごし方をしよう!
うつ病って必ず改善する病気です。
そして、またうつ病が再発する可能性も多々ある病気ですね。
再発しないために、ある程度改善したら、どんな過ごし方をすれば良いのかを考えてみたいと思います。
うつ病が改善したら過ごし方を考えよう
まずは、うつ病が改善したこと、おめでとうございます。
本当に大変だったと思います。
なかなか人に分かってもらえなくて、辛い思いもしたことでしょう。
今までできていたことが、どんどんできなくなってしまったこと、辛っかったですね。
私も、自分がどんどんバカになっていく…。
そう、先生に話をして、これ以上バカにならないように、助けて下さいとお願いしたこともありました。
本当に苦しかったです。
あなたも同じような体験を、きっとされていますよね。
改善したと言うことは、少しはできない事もできるようになったと言うことですものね。
この改善した状態をどれだけキープできるかがポイントです。
元の木阿弥にならないように、うつ病が改善している状態をキープしましょう。
では、どうすれば良いのか?
うつ病は再発しやすい
うつ病の特徴のひとつとして、一度うつ病を発症すると、うつ病が再発しやすいといった傾向があります。
これが、またやっかいで、再発を繰り返すたびに、再発する確率自体が高くなるんですね。
あるアメリカの調査では、大うつ病性障害を1回発症したあとで再発する確率が60%、2回では70%、3回の発症では90%といった感じで再発率がすごく高くなることが報告されています。
なので、再発しないための過ごし方を考えるようにしないといけませんね。
再発はどんなときに起こるか
再発が起こりやすい、これには原因があります。
これを知っているだけでも、対策が出来て再発率は相当違うのではないでしょうか?
薬を飲むのを勝手に止めたとき
これは、いけません。
現在ではほとんどの病院では、薬物療法をうつ病を治すための基本的な治療方法と考えられています。
そして、薬はある程度良くなっても、すぐには中止されません。なぜなら、抗うつ剤が、再発防止の役目も果たしているからです。
再発ですが、薬を飲まなくなった場合、6ヶ月以内に多くの人が再発していて、1年以内では、52%もの人が再発したというデータもあります。
では、どれくらいの量をどれくらいの期間飲み続ければ良いのでしょう?
これは、担当の医師でないとなんとも言えないところですが(医師にもはっきりとは分からない部分かもしれません)、初めてうつ病にかかった、または、初めて再発した人の場合、最低でも6ヶ月~1年は薬を飲まないといけないようです。
回復してからの薬の量に関してですが、治療をしていたときよりも少なくなると思われるかもしれませんが、実は同じ量を飲むのが基本だそうです。
薬を減らすと再発のリスクが高くなるみたいですね。
抗うつ薬には、副作用があります。
私も、結構な副作用で一時苦しんだときがあります。
背中に虫が這いずり回っている、そんな状態の時がありました。
これは完全に薬の副作用だそうです。
苦しくて、夜中にも限らず声を上げて「助けてくれ~~っ!!」て叫んでました。
薬を減薬の方向に持って行くという治療方針でやっていたのですが、またもとの薬の数に戻りました。
その時は、周りの人間にも迷惑をかけてしまいました…。
なので、自己判断での薬の減薬は要注意です。
これは、実体験から(汗)
環境に急激な変化があったとき
これも以外に多い再発の原因ですね。
私は、これでうつ病を発症しました。
転勤で、今まで以上に体を酷使しないといけなくなって…。
周りはほとんどが20代。
私は、40代後半。
付いていけませんでした。
一般的に、うつ病を発症する、また再発するのは、なんらかの生活上の変化が多いみたいですね。
近親者の死亡、離婚、事業の失敗、失業、転勤…。
辛いものもありますが、反対に、意外にも結婚、出産、マイホーム取得、昇進といった、喜びの場面でもうつ病になることがあります。
これは、急に周囲の環境が変わったり、やるべき事が変わったりするだけでも、ストレスになるからですね。
なので、悪いことでも、良いことであったとしても、生活上でなんらかの大きな変化があったときには用心をするのが良いですね。
そして、休養、睡眠を十分にとることが大切になります。
うつ病を経験している人は、特に急激な環境の変化を起こさないように、気を付ける必要があると思います。もしそれが無理なようであれば、前もって心の準備だけは、しっかりとしておきたいところです。
周囲の理解が足りないとき
家族などに理解が得られない時…。
これが、一番キツいかもしれません。
うつ病は、なまけ病だとか、見た目なんでもないのにとか、うつ病になるのは、気が弱いからだとか…。
まだまだ、うつ病に対して誤った認識をもった人が多いのも確かです。
そういった中にいると、本人がいくら再発防止の努力をしていたとしても、再びうつ病を発症する可能性は高くなる事は、確かだと思います。
これだけは、本当に難しい問題です。
十分気を付けましょう。
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独り言
うつ病になった時も苦しいですが、治りかけも結構苦しいものです。
少し元気が出てくるので、自殺を考えなくてもいいのに考えたりもします。
今までは、行動ができなかったので、そんな事を考える余地もなかったんですけどね。
少し動けるようになって、休養をしていると、変な罪悪感が出てきて…。
まだまだ、考え方が伴っていないのでしょうね。
認知行動療法を続けているのですが、やはり、一筋縄ではいかないようです。
「心のクセ」ですね。
これが直らない原因となっていることは、分かるのですが、難しいところです。
でも、確実に改善しています。
いろんな事で、事実を突きつけられると、どうしても、自分はダメだと完全否定に走ります。
これは、子どもの頃からの成長過程での心のクセなんでしょうね。
でも、反対に考えると、まだまだ伸びしろがあるということですよね。
頑張ります。