うつ病改善と克服方法はこんな感じで気軽にね!
うつ病って患った者だからこそ分かる病気かもしれませんね。
軽症だと、入院治療をしないでも、お薬と面談だけで3ヶ月もすれば、会社や学校への復帰ができるかもしれません。
少し重くなると、入院3ヶ月で、その後の様子次第って所でしょうか?
私は、3ヶ月で一度退院しました。
当時、私の通っていた病院では、3ヶ月が限度でした。それ以上は閉鎖病棟への入院になるからです。
なので、4ヶ月目からは、薬物療法、そして、リワークでの認知行動療法、対人療法などを行って過ごしていました。
そのときは、週に2回病院に通っていました。
入院から半年経ったとき、これ以上、会社に迷惑かけるわけにはいかないと思って、退職しました。でも、それは失敗でしたね。今でも後悔しています。
うつ病改善と克服
うつ病は、必ず改善します。
そして、克服できる病気です。実際に多くの方が克服また、完治していますよ。
じゃあ、お前はどうなんだ!?
と、言われると……。
寛解はしてませんね。
改善はしています。こうやって文章を書けるまでになりましたからね。
以前は、もうテレビすら見れませんでした。今でもほとんど見ませんが…。
パソコンが触れるようになったことが、本当に嬉しくて仕方ありません。
昔から好きでした。
仕事も、元はSEをしていました。
なんか、パソコン好きです。
ちょっとまた話がズレてきましたね。
やはり、思考回路がまだ整ってないのでしょうか…。
うつ病の改善方法は?
うつ病を改善する方法は、簡単なことで出来るようです。
物事をあまり悪い方に考えないようにする事。
考えても答えが出ない問題ってたくさんありますよね。
それに取り越し苦労なんてのも多かったりします。
自分が悩んでいたことを、他の面から見たら、全然大したことじゃなかったりしますもん。
ものの見方って人それぞれなんでしょうけれど、うつ病患者の多くが狭い範囲でしか見ていなかったりします。
それと、なんと言っても、自責の念に囚われます。
そして、やろうと思ったことが、どうも上手くできない。これって、本当に辛いですよね。今までできていたのに、急にできなくなるんです。
もう、そうなるとどんどん負のスパイラルに、はまり込んで行きます。
あとは、考え方ですね。
- 何か失敗すると、それだけで全てがダメだと思う。
- 失敗すると、もう何をやってもダメだと思う。
- 自分のなかの否定的なことだけを取り出す。
- 自分に良い点があったとしても、それを無視する。
- 人の心を勝手に憶測する。
- 将来を予測する。
- 物事の重要性を大きく考えてしまう。
- 自分の感じたことが、現実だと思う。
- これ以外ないと思い込む。
- 自分はダメだとラベルを貼ってしまう。
- 自分には本当は、なんの責任もないのに、勝手に自分を責めてしまう。
こんな考え方を認知の歪(ゆが)みと言います。
それを改善するために、認知行動療法という治療法があります。
要するに考え方の修正ですね。
私もリワークでやりましたけど、なかなか面白かったです。
でも、世の中の全てが、負に思えてましたから、改善はしなかったですけれどね。
これを知るのと知らないのとでは、随分違う気がします。
今でも、これをたまにやります。
そうすると、まだまだ、ゆがんでますね(汗)
うつになる人は、うつになる考え方をしている。
これが、キーポイントです。
真面目で勤勉なあなただからこそ、「いい加減」ができないのでは、ないでしょうか?
これができるだけでも、随分と気持ちが違ってきますよ。
認知行動療法に関しては、また別な記事で詳しく書きたいと思います。
さらっとこの程度で…。
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うつ病の克服
うつ病の克服ってどれくらいの状態まで戻ったら「克服」と言うのでしょうね。
まず、100%はないと思います。
せいぜい、80%程度戻れば、克服と言えるのではないでしょうか?
中には克服した人でも、また再発をする人もいます。
数は、少ないですが、再発をしないで、そのまま完治される方もいます。
私は、前者。
再発組です。
と言うか、まだ完全に克服感を、感じたことがありません。
再発すると言うことは、完治していないと言うことですね。
改善は、したけれども克服がまだ完全にできていないと言うことですよね。
でも、それで良いんじゃないでしょうか?
80%も元の状態に近づけたら、ほとんど元に戻っていると考えても、私は間違いではないと思います。
そして、今後の訓練によって、完全に元に戻るかそれ以上に良くなる可能性だってあります。
もしそうなったら、うつ病様々ですよね。
私は、一応、それを目指して、日々精進しているつもりです。
まずはともあれ、考え方を少しずつ変えていかなければいけません。
これは、「認知行動療法」を継続することで、随分と変わると思います。
独りでやっていても、なかなか理解できない部分もあるかと思います。そして、いまやっていることが、本当に正しいのか判断が付かないこともあるのではないでしょうか?
そんな時には、病院でのリワーク・プログラムに参加させて貰いましょう。自分の通っている病院に、そういったプログラムがない場合は、各都道府県の精神保健福祉センターで相談するのが良いと思います。
「○○県 精神保健福祉センター」とGoogleかYahoo!で検索してみてくださいね。
あと、一番大事なことだと思いますが、自分がうつになった根本原因を探らないといけません。
物事には、原因があるから結果があります。自分がうつになったことにも、ちゃんと原因があるはずです。
なぜ、自分はうつになってしまったのか…。
自分の人生を振り返ってみると、そこに必ず原因があるはずです。
思い出したくないこともあるでしょうし、それで涙することもあるかも知れません。
そうだったとしても、そこはきちんと見定めるべきです。
それで、自分の心が晴れて、身体が楽になるのですから、私はやります。
原因が分かれば、あとは簡単です。
自分を楽にする考え方を探って、自分の考え方を見直して、変えるべき点は変えて、また普段使っている言葉をも変えていきます。
私は、本当の意味での社会復帰をしたい。
そう思っています。
独り言
自分がうつ病になった、ターニングポイントは、転勤でした。
ただ、原因は違います。
人に責任を擦り付けるわけでは、ありませんが、家族関係に問題があったのだと思います。
特に、父親と祖母。
子どもの頃から、親には、「お前はダメなやつ!」、「男のくせに情けない!」、「お兄ちゃんなんだからしっかりしなさい!」、「妹と変われば良かったのに!」、そうやって躾けられてきました。
時には、手を出されたことも何度も、そして、酷いことに裸にされて、寒い冬、雪が降っているときに外に放り出されたこともあります。まあ自分が相当悪いことをしたんだと思いますが…。
バカだアホだは、当たりまえ。
自分を否定します。
自己肯定なんて、絶対にできません。そして、自分を好きになることもできません。
いろいろと自己啓発本やセミナーにも参加させて頂きましたが、奥が深かったのでしょうね。全く代わり栄えしません。余計に自分を落ち込ませる結果になりました。
顕在意識と潜在意識がありますが、奥深くの潜在意識に強~く刻み込まれているのですね。
「自分は何をやってもダメなやつ!」という思いが…。
うつ病で苦しんでいる人、または家族の方々に、何か参考になればと、このブログを始めました。
自分の経験を通してでしか、お話できませんが、少しでも本当に少しでもお役に立てる事が出来たのならば幸いです。