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うつ病は全身温熱療法で治る!?

2021年1月28日

近年、本当にうつ病患者さんが大幅に増えています
厚生労働省で発表された、平成26年患者調査では、うつ病、そして気分障害などで医療機関にかかっている人は、111万6000人となっています

この数字は、過去最多みたいですね。

うつ病の治療は、休養と薬が基本ですが、治療を長い間続けていても、思ったような改善がみられず、不安や焦りを感じている患者さんも多いと思います。

最近、ウィスコンシン大学の研究グループが報告した「全身温熱療法」有効である可能性が高いといった研究結果が発表されました

全身温熱療法でうつ病は完治する?

うつ病って、ご存じだと思いますが、脳の病気です。
でも、医師の中には、心の病気だと言われている方もいますよね。

正直、専門家が二分しているので、どちらを信じて良いのかわからなくなりますね…。

定説的には、脳の機能に障害が起きている状態であることが、解明されてきたと言うことですから、やはり、脳の病気だと言って良いのだと思います。

これは、気持ちの問題ではないので、やはり、気力とか気合いなどで、治るものではないと思います

気合いなら、私も負けませんでしたから…。

本当のうつ病は、そのまま放っておくと、悪化することはあっても、良くなることはないです。私と同じように、社会生活にまで影響を及ぼすことが、目に見えていたりするので、そうならないためにも、なるべく早めに治療をすることが必要だと思います。

冒頭であげた、ウィスコンシン大学の研究グループが、全身温熱療法が有効かどうかの検証が行われたのですが、面白い結果が出たみたいですね。

全身温熱療法とは、赤外線って知っていると思いますが、その赤外線を体に当てて全身を温めるといった治療法で、ガンで使われている治療法ですね。

体全体を温めることによって、表面が温まって、その熱が血流にのって広がることで、体全体の体温を上げるといった形のものです。

設定温度に関しては、治療する目的によって違うようですが、38度台~40度台、または、それ以上といった設定もされるようです。

この温熱療法での対象者は、うつ病である診断基準を満たしていて、現在、薬物治療をしていない、18~65歳のうつ病患者30人に対して行われました

この研究は、30人の中から全身温熱療法を行う人を16人、偽の治療を行う人を14人に分けて、行われました。

治療の前後には、全17項目のハミルトンうつ病評価尺度という心理検査を行ってます。

そのスコアの結果でうつ病の状態を比較したところ、うつ病患者30人中、全身温熱療法を受けたと信じていたのは、全身温熱療法グループが15人で、偽治療グループ10人だったそうです。

この分析の結果ですが、全身温熱療法のグループの人たちは、偽治療グループの人たちに比べると、治療後6週間を通して、心理検査のスコアでは改善が見られたとの事ですね。

その結果から、ウィスコンシン大学の研究グループでは、うつ病の治療に対しての全身温熱療法は、安全、そして即効性、また持続性のあるとても有効な治療法だと位置づけています

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独り言

薬には、副作用がありますからね。
副作用のない、治療法が新しく見つかるのは、良いことですね。

いまの日本では、まずは薬、そして休養、これが一番と捉えられていますよね。そして、その次あたりに、認知療法、認知行動療法をされているのではないでしょうか?

最近は、精神科医が実体験をされて、薬物療法をしないと言う先生も増えているようですが…。

私も、自分が通った病院以外のところでの治療法は、正直分かりません。

民間療法なども効果があると言われているものもありますけれど…。
私は、民間療法には、かかりません。
保険も効きませんし、効果のほども正直分かりかねます

いまは、大分改善してきているので、頭も少し働きます。
なので、判断力も確実に戻ってきています。

本当に時間はかかりましたが、自分自身、必ず治ると信じてきましたし、これからも信じます。

完治は今はまだ難しいでしょうが、うつ病は、確実に良くなりますよ!