うつ病になったけれどどうしても病院に行きたくない!
うつ病になったけれど病院には行きたくない…。
気持ちはわかりますが、病院に行ったからうつ病になったとわかったのではないでしょうか?
確かに、精神科に通っていることを知られるのは嫌なことかもしれません。
でも、なるべく初期のうちに病院にかかることを私はお勧めします。
うつ病で精神科にかかるのが嫌
「精神科」に抵抗感があるのであれば、「心療内科」「○○クリニック」などはいかがでしょうか?
少しは、気持ちが違いませんか?
でも、人は精神科に通院していなくとも、「うつ病」という病名がついていれば、精神科だとわかります。
ここで、問題にしないといけないのは、そんなところでは、ありませんよね。
いかに早く、うつ病という病気を治すか!?
が問題の部分です。
うつ病を患っていて、仕事の効率が落ちてきた、睡眠障害、考え方が全てマイナスに考えてしまう…。
などなど、色々と問題が出てきます。
そんな状態で、ずっといたいですか?
私は、嫌でしたね。
だから、早期に入院しました。
そうすることが、早く病気を治すことだと思ったからですね。
でも、実際には、随分と長引かせてしまいました。
これは、正直、誤算でした。
1年で治して、職場復帰する予定でしたから…。
今では恥ずかしいかな、職場復帰どころか、社会復帰もままならない、そんな状態です。
気持ちだけは、早く早くと思っているのですけれど…。
なかなか難しいですね。
焦ると何事も上手くいきません。
もう少しだけ、付き合うつもりです。
それでも病院へ行きたくないあなたへ
どうしても、病院へ行きたくない。
それには、いろんな思いがあると思います。
向精神薬を飲みたくないとか、精神科に通いたくないとか…。
であれば、自分で治す方向性で行くのが良いのかもしれません。私には、出来ませんでしたが…。
今は、自分で治そうと言うような本が何冊も出ています。
それらを参考にされるのも良いかもしれませんね。
うつ病を薬を使わずに治す
うつ病を薬を使わずに治す方法ってあるのでしょうか?
私は、専門家ではありませんので、これで絶対に治るよとは言えません。
が、聞いた事や読んだこと体験したことがありますので、それらを参考にお話させて頂きますね。
うつ病を認知行動療法で治す
ここでは、簡単に認知療法・認知行動療法の概要に関して、お話させて頂きます。
少し詳しいお話は、別記事でと思っています。
「認知療法」「認知行動療法」という言葉は、一度は聞いた事があるかと思います。
また、既に実践されている方も多いかもしれませんね。
この認知療法・認知行動療法で言われる認知とは、「ものの受け取り方や考え方」「心のくせ」のことを言います。
うつ病になっている人は、この認知に歪(ゆが)みをきたしていることが多いです。
認知の歪みと言うのは、早く言えば考え方が偏っていると言うことですね。
人は、十人十色と呼ばれているように、いろんな人がいます。なので、考え方もいろいろ、感じ方もいろいろ。
全く同じ状況を体験しても、感じ方が違うんですね。
人間は同じ状況に出会っても、ある人にとっては、辛いと認知して、でもある人は、面白いと認知します。
うつになると、大概の人は苦しいと思わないことでも、非常に悲観的に考えたりするようになります。
例を挙げるならば、結婚して明るい人生が待っているはずなのに、ほんのちょっとした口論が原因で、夫や妻と上手くいかなかったらどうしよう…。
などと考えてしまいます。
これが、マイナス思考と呼ばれるものですね。
マイナス思考は、決して悪い事ではないのですが、やはりうつに繋がりやすいのは、確かです。
本当ならば、喜ぶべき事を否定的に考えてしまうといったことを、「認知の歪み」と言います。
この歪みをカウンセリングなどで、直していくのが認知療法です。
うつになると、自分に対しても周りに対しても「ダメだ…」と悲観的に考えてしまいます。
認知療法では、これを考え方のクセとしています。
このクセを直していこうというのが、認知療法になります。
この認知療法は、うつ病の人には、相当辛いものもあります。
自分の考え方を否定されたと感じる事が多くなることが多いと思います。
今持っている、考え方やものの見方を変えていこうと言うのですから…。
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うつ病を献立とレシピで治す
うつ病には、食事療法もあります。
個人的に行う事は、なかなか難しいかもしれませんが、やって出来ない事はないと思います。出来うるならば、入院をして、きちんと管理された、食事療法を行なわないと難しいのかなと思います…。
食事は、朝食が一番大事だと言うことは、常々言われていることですが、その日の体の代謝がうまく行われるかどうかが決まるのが朝食になります。
朝食では、必ず良質のタンパク質をとることが大切だそうです。
セロトニンのもとになっているタンパク質は、毎食とる事が必要ですが、朝は絶対に欠かせないものですね。
食べ物とすれば、脂身の少ないお肉、チーズ、卵、そして大豆製品を摂ると良いです。
そして、おやつも気を付けた方が良いかもしれません。
甘いものや塩辛いものをあまり摂らずに、ハムやチーズ、低脂肪ヨーグルトなどを摂るようにするとなお良いと思います。
他にも炭水化物や脂質など必要になるものも多いです。
少しだけ詳しく、うつに効く食べ物や飲み物があるんです!に書いていますので参考にして頂けると幸いです。
あと、食事療法は、嫌なものを無理に食べることではなく、体が求めているものを効果的に摂ることだと認識して下さいね。
ちまたで、食事療法と言うと、マズいものを無理矢理食べるといった印象が強いかと思いますが、実際には違いますから。
独り言
ここでは、二種類の方法を挙げましたが、他にも精神療法や治療法があります。
こちらの記事も参考にして頂けると幸いです。
うつ病を自分で治す治し方って知ってる?
あと、今少しだけ注目されているのは、日本で作られた、森田療法でしょうか?
今では、認知行動療法よりも、長期に渡ってうつ病が治らない患者さんには、有効であるという声も聞かれています。
ちょっと、この森田療法に関しても書きたかったのですが、私自身、知識が全く無く、歴史もあり深い療法なので、また別記事でご紹介したいと思います。
うつ病で病院に行きたくないという人が結構いるのですね。
私は先にも書きましたが、出来るだけ早く治したかったので、入院という道をとりました。
確かに少しは良くなりましたが、職場復帰は認められませんでした。
当時は、それだけで、もう死にたいと悩んでいましたね。
でも今では、本当に死なないで良かったと思っていますし、今は孫も出来たので死ねません。
娘たちに寂しい思いをさせたまま、死んでいく訳にはいきません。
まだまだ、私も若いです。つもりですが…。
これからの人生、うつ病から解放されて、自分の好きなことをして、子どもたち、孫たちと1日でも長く過ごす事が私の夢です。
横浜と北海道と距離は離れていますが、また、あまり会うことは出来ませんが、心だけは、常に向けていきます。
生涯を後悔したものにしないために…