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うつ病の医療費って高いよね!だったら国にお願いして助けてもらおう!!

2021年2月2日

うつ病になる前に一番心配だったのが、医療費でした。
病院にかかる受診料は、比較的かからないのですが、お薬が高いのですよね。

私は、この医療費も払えない時期がありました。
そのときは、情けなかったのですが、家族に助けを求めました。

その薬の種類によっても違うのですが、もし国からの補助がなかったとしたら…。
恐いですね。

うつ病の薬代ってどれくらいかかるの?

私は、現在でも精神科に通院しています。恥ずかしながらもう10年になります。
本当は、もう行きたくないんですけれどね。でも、まだうつの症状が完全に取れないので、しばらく通うことになると思います。

交通費や薬代、医療費だけでも月に1万円近く払います。
もちろん、国から補助を受けての値段です。

引っ越す5年前までは、札幌市に住んでいたので、もっと少なく済んでいたのですが…。

いろいろと事情があり、札幌から片道2時間もかかる、実家がある田舎町まで引っ越しをしました。
なので、その分の交通費と札幌市での障害者に対する交通費の補助が受けられなくなったので結構キツいですね。

一応、薬と医療費に関しての補助は、道から受けています

自立支援医療受給者証があれば、普通3割かかる治療費及び調剤料は約1割程度になります。

自立支援医療(精神通院医療)について

この自立支援医療制度に関しては、都道府県によって、少し異なることがあるようです。申請される場合には、現在住んでいる地域の市町村役場、または保健所などで確認されてください

通院中の方は、病院のソーシャルワーカーさんが、いろいろと教えてくれると思います。私の通っている病院では、更新時期などが近くなると必ず病院側から事前にお知らせがあります。

自立支援医療受給者証の自己負担額は、世帯所得とご本人の症状によって異なってきます

世帯は、同じ健康保険に入っている人も含まれます。

一応、北海道の場合の自己負担額を現在わかる範囲で書いてみますね。
また、北海道からの説明も引用しておきますね。

所得区分は、以下の6区分に分かれています。
1.生活保護世帯
2.市町村民税非課税世帯(本人収入額80万円以下)
3.市町村民税非課税世帯(本人収入額80万円以上)
4.市町村民税課税世帯で、33,000円未満
5.市町村民税(所得割)23万5千円未満
6.市町村民税(所得割)23万5千円以上

1ヶ月の自己負担上限額(重度かつ継続に該当しない
1.0円
2.2,500円
3.5,000円
5.医療保険の自己負担限度額が上限
6.自立支援医療対象外
※4.はありません。

1ヶ月の自己負担上限額(重度かつ継続に該当する
1.0円
2.2,500円
3.5,000円
4.5,000円
5.10,000円
6.20,000円

本当は、表にしたかったのですが…。
スキルが足りず、できませんでした(>o<) 自立支援医療対象者には、「自立支援医療受給者証」というものが交付されます。

事前に「自立支援医療(精神通院医療)支給認定申請書」を提出しなければなりません。

申請書は、各市町村の「福祉課」など、その市町村によって違いますが、福祉に関わる業務を行っている課に行くと、申請書をくれると思います。

また、書き方などは、そこで詳しく教えてくれると思います。丁寧な所であれば、職員の方が代筆してくれるところもあります。

この申請をするときに必要となるものなどは、病院のソーシャルワーカーさんの方で必要書類一式のようなメモをもらえると思います

この制度は、必ず申請してくださいね。

一応、北海道が出している必要書類を引用しておきますね。

<申請に必要な書類>
(1) 申請書(自立支援医療(精神通院)支給認定申請書)【記入要領】
(2) 医師の診断書 【A3版】 【A4版】
(3)  世帯の所得の状況等が確認できる資料
【市町村民税課税世帯の場合】
・市町村民(住民)税の課税状況が確認できる資料(課税証明書)
【市町村民税非課税世帯の場合】
・市町村民(住民)税の非課税証明書
・ご本人(18歳未満の場合は保護者)の収入が確認できる書類
(障害年金等の振込通知書の写しなど)
【生活保護世帯の場合】
・生活保護受給証明書
(4) 健康保険証(写しなど)
世帯全員の名前が記載されている被保険者証・被扶養者証・組合員証など医療保険の加入関係を示すもの。
  ※市町村によって必要書類が異なる場合があるので、市町村窓口にお問い合わせください。

○ 医療を受けるとき
・ 本制度で医療を受ける際には、交付された、「受給者証(自立支援医療受給者証)」と、
 自己負担上限額管理票を、受診の度に、医療機関へ提示することが必要。
・ 受給者証の有効期限は、原則として1年。
・ 1年ごとに更新が必要。更新申請は、概ね有効期間終了3ヶ月前から受付開始(治療方針に変更がなければ、2回に1回は医師の診断書の省略が可能)。
・ 本制度による医療費の軽減は、北海道又は札幌市が指定した「指定自立支援医療機関」(病院・診療所・薬局・訪問看護ステーション)に限定。

引用元 北海道保健福祉部障がい者保健福祉課 自立支援医療(精神)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/shf/seishin/jiritsushien-seishin.htm
2021年2月2日現在

申請書と課税証明書は、各市町村で手続きが必要になります。
診断書は、かかりつけの医療機関になります。

市町村によって文書料などが必要になる場合があります。また診断書は、確実に文書料が取られます。

独り言

自立支援医療を受給しているか、いないかで金額が全然変わってきますから申請をしないと絶対にソンですよ!

受給できれば、基本的に保険適用の金額の1割で済みます。これが自立支援医療を受けていなければ、気が重くなります。

私は、大体お薬代が22,000円くらいかかるので、約4,000円を支払いますが、これがもし普通に払っていたとすると、いくらになるでしょう!?

あと、この自立支援医療受給者証は、かかりつけの病院と調剤薬局のみ有効となります

内科とか外科とか、他の治療には使えません。

あくまでも「精神通院医療」でのものです。

私、一時期勘違いしていた時期がありまして、どの病院でも使えるものだと…。
ちゃんと受給者証には、病院名と調剤薬局名が書かれているにもかかわらずです。それだけ判断力が無くなっていたのでしょう…。

恐いですね。