女性のうつ病の症状ってどんなのがあるんだろう?
うつ病にあっても男性と女性では、出てくる症状が少し違いもあるようです。
女性の年代に関しては、20代から、30代、40代、50代、60代、またそれ以上の方もいらっしゃいますが、特にこの年代だとこれっていう決まった症状は、ない感じですね。
ただ、女性はホルモンなどの関係で、やはり10代や20代と、40代以降の方では症状の出方が違う部分があるのでしょうね。
そんなところを今日は、ちょっと書いてみようかなと思います。
うつ病の症状女性の場合
女性ってすごいなって思います。
一番は、やはり子どもが産めることですね。
男は、あの痛みは耐えられないと言われます。
男性には、想像を絶する痛みなんだと思います。
よく出されるたとえ話に、「スイカを鼻の穴から出すような痛み」と言われますよね。
他にも
「股からボーリングの球を無理矢理ひねり出した感じ」
「便秘が何ヶ月も続いた後、巨大な便を一気に出す感じ」
などとも言われますね。
想像しただけで、痛い~~っ!て思っちゃいます。
あっ!
今日は、最初から話がズレてしまいました(汗)
女性のうつ病の症状の話ですよね。
一般的なうつ病の症状
基礎知識として、一般的なうつ病の症状から見ていきたいと思います。
まず、うつ病の症状で初期症状とは?どんな感じになるの?と言う記事でも簡単に書きましたが、うつ病の3大症状は、「おっくう感」「憂うつ感」「不安・焦燥感」ですね。
これらは、男性でも女性でも、また年代関係なく出る症状です。それに、うつ病にかかっていなくても、疲れた時や梅雨時、また冬時などに、出てくるものでもあります。
うつ病の場合は、一般的にこれらの症状が、2週間以上続いた時にうつ病の疑いがあると言われています。
3つの症状が一度に出てこない時もありますしね。
そして、うつ病は、なかなか診断をすることが難しい病気で、精神的な部分だけではなく、身体的にも、なんらかのうつ病の症状が現れる事が多いものです。
体に出てくる症状で、最も多いものは、「全身の倦怠感」です。なんだか、いつも疲れてからだが重だるいといった症状ですね。
次によく出てくるのが、「睡眠障害」です。
寝付きが悪かったり、寝付きが良くても、夜中に目が覚めたり、早朝まだ暗いときに目覚めたり…。
ひどいものになると、全然眠れなくなったりもします。
あとは、頭痛や胃の不快感といった、特にうつ病と疑うものでもない不快感ももしかするとうつ病になっている証かもしれません。
内科を受診して、検査をしてみても原因不明だと言われたら、うつ病を疑ってみる必要もあります。
うつ病は、なかなか素人には、分からない病気です。お医者さんでも分からない人もいるのですから、そして、さまざまな要因が絡まってなる病気です。だからこそ、専門医がいるのです。
専門医に、いつから、どんな症状が出ているのかを話してみると、楽になるのと、自分が本当にうつ病なのかが分かりますよ。
精神科でも、血液検査やレントゲンなどを撮ることもあります。それは、本当に内科的な病気ではないのかなどを確認するためですね。
まあ、その前に、内科で検査をすると思いますが…。
先に挙げた症状と、まだ他にも別な症状があります。
わたしの場合は、腰痛でした。
他にも見られる症状とは、今まで好きだったものが、そんなに好きでなくなる、熱中していたものに興味を失う、仕事の能率が悪くなった、何事にも気分が乗らない、なんだか分からないけれども、不安感が強くなる、こういったものが現れるのもうつ病の症状としてあげられます。
これらは、精神科にかかったときに、分かるといった感じでしょうか?
自分では、気づかないことが多いです。
先ほどのは、精神的な部分での症状です。
体に現れる症状は、吐き気、動悸やめまい、食欲不振による体重減少、腹痛、腹部の不快感、胸部の不快感、腰痛、下痢、性欲減退、呼吸困難、こういったものがあげられます。
これらは、内科的な病気としてあげられますが、うつ病症状でもあるんです。
うつ病の治療をすると治るケースが多々あります。
わたしも、腰痛は治りましたから…。
まだ症状的なものは、あるんですが、一応代表的なものは出そろったような気がしますので、次に女性のうつ病に関して見てみますね。
女性ホルモンに関して
女性は、女性ホルモンによって、様々な体の変化が起こります。
この辺に関しては、女性の方は、自覚しているのでは無いでしょうか?
女性は、男性にはない月経があります。
子どもを出産できる体になるための準備ですね。現在は、早熟といわれていますが、何歳くらいから始まるのでしょうね。
私たちが、子どもの頃は、早い子でたぶん小学6年生くらいだったと思います。
今は、小学4年生でという話を聞いたこともありますが…。
月経が始まり、出産、そして年齢を重ねて、閉経を迎えます。
その仕組みは、女性ホルモンが握っているといっても良いのではないでしょうか?
女性ホルモンの代表は、エストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンです。
エストロゲン=卵胞ホルモン
プロゲステロン=黄体ホルモン
このエストロゲンとプロゲステロンは、卵巣から出され、女性としての美しさを向上させる働きがあるようです。
エストロゲン
エストロゲンには、女性らしい体を作る効果があるみたいです。そして、これも大事なところだと思うのですが、自律神経を整える効果もあります。
女性は、月経前になるとイライラしやすくなったりしますよね。これは、女性ホルモンの乱れに原因があるようです。
エストロゲンがしっかりと分泌されていれば、先ほどの自律神経も整えられて、月経前も快適に過ごすことができるようになるといわれています。
エストロゲンは、妊娠をしたら、出産まで増え続けるものみたいですね。女性にとっては、それほど大切なものなのでしょうね。
ただ、産後は急激に減っていきます。
これは、体内で赤ちゃんを育てる必要がなくなるためだそうです。このエストロゲンの分泌の減少は、脳内神経物質である、セロトニンなどの働きも弱くさせてしまうので、産後うつなどにも繋がります。
また、更年期に減少していくようですね。
減り始めるのは、40歳前後らしいです。
エストロゲンを増やす
では、エストロゲンを増やすには…。
一番は、規則正しい生活習慣が必要です。
睡眠不足になっていませんか?
睡眠不足は、体にはあまり良くないようです。
肌荒れ、むくみ、ホルモンバランスの崩れを引き起こします。
ただし、ただ単に睡眠時間を長くとればいいというわけでは無く、睡眠の質が大事になってきます。
それと、恋愛も大事な要素の一つみたいですね。
エストロゲンが増えると、女性らしく綺麗になれるそうですよ。
エストロゲンを増やすには、これは生きる上でも大事な、栄養素を摂ることです。
食事の改善で、増えるのだとか…。
納豆や豆腐、きな粉、おから、味噌、厚揚げ、豆乳などがいいそうです。
植物性エストロゲンの一種である、大豆イソフラボンを摂取するのが一番だそうですので、上記にあげた食品を普段から気にして摂るようにするといいですね。
サプリメントも出ているようですが、やはり普通の食品から摂るのが一番ではないでしょうか?
そして、摂り過ぎは禁物です。
一日の摂取の目安量は、70~75㎎と言われています。納豆1パックで大体1日分の大豆イソフラボンを摂取できるそうです。
牛乳を豆乳に変えるのも一つだと思いますね。
なんでもそうですが、何事も摂り過ぎや、やり過ぎは禁物です。
適量を守りましょう。
プロゲステロン
プロゲステロンは、排卵後から生理前までに多く分泌されるホルモンです。
このプロゲステロンは、あまり良い言われ方はしないようです。
なぜなら、皮脂量の増加、メラニン色素生成促進、大人ニキビや皮膚の老化などの原因になるんだそうですよ。
その他にも、イライラしたり、やる気が出ないなど、精神的な要素にも影響してくるためですね。
別名ブスホルモンという呼ばれ方をしているようです。
それにしても、ブスホルモンとは…。
プロゲステロンを増やす
プロゲステロンも、大事なホルモンです。
プロゲステロンが正しく分泌されていないと、生理不順、不妊・更年期障害などの女性特有の悩みを抱えているようです。
プロゲステロンもエストロゲンも正常に分泌されないと、妊娠に影響があるようです。
プロゲステロンの分泌が少ない時は、妊娠に限って言えば、子宮内膜が肥厚できないために着床しにくくなるようです。
他にも、
- 月経周期が極端に短い
- 卵子が成熟できない
などが言われています。
だから、無いと困るものなんです。
で、プロゲステロンを増やすには、どうすれば良いのでしょう?
これもやはり、食事から摂るのが安全ですね。
ただ、妊活をしていて、極端に数値が低い場合は、ホルモン剤などが使われるようです。
この辺は、お医者さんと相談ですね。
一般的に、プロゲステロンを作る食べ物を少し見てみましょう。
ビタミンEが不可欠。
なので、ビタミンEを多く含む、食品をお知らせします。
- アーモンド
- ひまわり油
- 唐辛子
- 抹茶
- 小麦麦芽
- ヘーゼルナッツ
- コーン油
- いくら
- 鮎やイワシ
- モロヘイヤ
結構ありますね。
これらを定期的に、順序よく食べていけば良いのかと思います。
また、こちらも摂り過ぎには注意です。
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女性特有のうつ病
ちょっとまた、話がズレちゃいましたね。
でも、大切な事だと思ったものですから…。
女性特有のうつ病の症状というものもあります。
- 月経前不快気分障害(PMDD)
- マタニティーブルー
- 産後うつ病
- 更年期うつ病
などがあります。
年齢に関係なく、いや全く関係なくはないですが、誰もが経験するものに、月経前不快気分障害が当たるのではないでしょうか?
これも、本人が意識しない間になっている事もあるのでしょうね。
最近では、産後うつ病や更年期うつ病が表面化していますね。
見逃されがちですが、周りの家族も気づいてあげるべきだと思います。
本人は、苦しくても我慢に我慢を重ねているのかもしれませんよ。
月経前不快気分障害(PMDD)
月経前不快気分障害(PMDD)って、どんな感じのものなのでしょう?
生理の前だけにしか現れないものですが、症状はうつ病に変わらず、重い精神状態の事を言います。
この月経前不快気分障害に関しては、まだまだ一般的に浸透しているとは、言えません。
初めて聞かれた方も多いのでは無いでしょうか?
生理前10日前くらいから、感情のコントロールが自分では、どうしようもなくなり、仕事の能率が極端に落ちたり、学校の勉強に身が入らないなどと言うことが多くなってきます。
そして、あまり良くないことですが、同僚や同級生、友達などと口論をすることも多くなることもしばしば…。
誰彼構わず、当たり散らしたりすることもあるようです。
わたしは、男なので、生理前の事に関しては、全く分かりません。よく、腰が痛い、お腹が重いなどと言うことは、聞いた事はあります。
これも、なったものでなければ分からない事ですよね。
PMDDは、精神症状の中でも重い部類に入ります。故に仕事、学校、家庭などでの人間関係や日常生活に多々支障をきたします。
でも、このPMDDになっている人は、生理が始まると、それまでの症状がウソのようになくなってしまうようです。なので、病気であるといった感覚が全くと言っても良いほど、ないと言ったところが実情のようですね。
そんな感じなので、特に治療もせずに放っておく人も多いです。そして、これが一番厄介なところなんですが、病院に行っても医師が専門知識がないのか、月経前症候群(PMS)と診断されてしまうことが多い見たいですね。
PMDDもうつ病の一種と言っても良いでしょう。
マタニティーブルー
マタニティーブルーは、出産後に憂うつな気持ちになったりすることを言います。
この症状は、比較的多く現れるらしいので、出産された方なら、既に経験されているかもしれませんね。
マタニティーブルーは、不安や疲労感で、イライラしたり、何でもないことで涙が出て止まらなくなったり、気分が沈みがちになったりしますが、多くは約2週間ほどで、自然に回復します。
ただ、先ほど挙げた症状が何週間も続いたり、いったんは回復したものの、また数ヶ月後に同じように、不安感、疲労感、イライラ感が出てきたりすることもあります。
こうなったときには、産後うつ病の可能性が出てきますね。
産後うつ病に関しては、次で紹介させて頂きますね。
マタニティーブルーは、産後のホルモンバランスの乱れが原因になることが多いです。
出産後は、3時間おきの授乳、夜泣きなどで、慢性的な睡眠不足になって疲れも日ごとに溜まっていきます。
疲れとともに、女性の体内では、ホルモンバランスも急激に変化を起こします。先にも書いていますが、これらがマタニティーブルーを引き起こす原因となります。
妊娠中は、分娩に備えていろいろなホルモンが分泌されていますが、不思議な事に分娩が終わると、それらのホルモン分泌も一気に低下します。
一番顕著なのは、分娩時の痛みを和らげるために、たくさん出ていたβエンドルフィンというホルモンが激減します。
このホルモンの乱れによって、産後の多くのママさんたちは、精神的に不安定になるんです。
産後の時期って、色々と大変ですよね。
まずは、先にも挙げましたが、授乳、これだけは、絶対に休めません。何と言っても、小さな命がかかっているのですから…。
そして、旦那さんがもし、あまり子育てに参加してくれないのであれば、それもイライラや不安に拍車をかける形になります。
母乳が出ない方であれば、それに対しての罪悪感なども抱くママさんもいるでしょう。でも、絶対に母乳だけとは、限りませんので、その辺はお医者さんと相談していけばいいと思いますよ。
罪悪感を持つ必要は、無いと思います。
旦那さんの協力なしだと子育ては、本当に大変だと思います。沐浴、おむつの取替、家事、こういったものは、旦那さんがやってくれるとホントに違いますよね。
わたしも、色々と協力したつもりです。
掃除や洗濯、食事の支度、ミルク、おむつの取替、お風呂、赤ちゃんが大きくなっても、出来ることはやってきました。
まあ妻がどう思っていたのかは、今ではわかりませんが…。
旦那さんが育児に関わってくれるか、くれないかで、マタニティーブルーが重くなるか、軽くですむかが決まってくると言っても過言ではありません。
精神的に安定していることが大事ですからね。
ママさんの精神状態が赤ちゃんに伝わります。赤ちゃんの泣いている姿は、もしかするとママさんの代弁をしているのかもしれませんよ。
産後うつ病
産後うつ病に関しては別記事で、少し詳しく書いていますので、ここでは、簡単に触りくらいにしておきますね。
もし良ければ、「産後うつの原因はホルモンの影響が大!」と「産後うつの治療方法と心構え!」を参照して頂ければ、幸いです。
産後うつ病は、マタニティーブルーのところでも、少し触れましたが、マタニティーブルーに出る症状が長期間に渡って続くと産後うつ病と言われます。
繰り返すと、不安、疲労感などで、イライラしたりすることが多く、本当に何でもないことで涙が出て止まらなくなったり、気分が沈みがちになったりすることが長く続く事ですね。
産後うつ病は、恐い側面も持っていることは、確かです。
ママさんだけではなく、赤ちゃんにも影響を与えます。育児放棄、幼児虐待など大変な事態にならないとも限りません。
最近、よく聞きませんか?
幼児虐待…。
わたしは、そんな話を聞く度に涙が出て止まりません。
もし、自分の子どもがそんな事になったら、本当に辛いです。
そして、その対象となるのが、大きな子もいますが、まだ生まれて6ヶ月とか1年とか…。
たまりませんよ…。
そうならないためにも、日頃から、周りにいる人たちが気を付けることが必要ですし、ママさんも異状を感じたら、早めに病院に行くことが必要だと思います。
そうはいっても、うつ病という病気は、本人がなかなか気づかずになってしまっていることが多い病気です。
何といっても、自分自身のコントロールが利かないのですから…。
恐いですね。
でも、そんな状況になるのも分からないでもありません。
毎日、睡眠時間が十分にとれないで、赤ちゃんに付きっきり、息をつく暇もない…。
自分の事は、二の次。
おしゃれや化粧なども、気にならなくなるのが実情ではないでしょうか?
ひたすらオムツ替えとミルクを与えることをくり返し、外出もままならず、お祝いなどのお返しも気にしないといけない、両親や義理の両親などの来訪も増えて、そのたびに気を遣って…。
本当に大変ですよね。
病気にならない方が不思議なくらいです。
世のママさんたちは、よく頑張っていると思いますよ。
それを少しでも低減させるのは、やはり旦那さんの力かもしれませんね。
もちろん、一家の大黒柱として、仕事を朝早くから夜遅くまで頑張っていることでしょう。まして、子どもが生まれたら、尚更頑張ろうと思ってますよね。
でも、奥さんと子どもさん大事じゃないですか?
頑張っている奥さんをちゃんと見てあげていますか?
主婦って本当に大変ですよ。
まして、仕事もして、家事もやって、子育ても全部一人でなんて、寂しすぎるでしょ。
もう少しだけ、理解を示してあげませんか?
また、最近ではシングルママさんが増えていますよね。
シングルママさん、本当に頑張っていると思います。全部1人で…。
辛いときもあるでしょう?
投げ出したくなるときもあるでしょう?
でも、そこをこらえて頑張っています。
影ながら応援しています。
更年期うつ病
更年期うつ病、これからもっと増えていくのではないでしょうか?
更年期障害は、よく知られていますが、更年期うつ病に関しては、どうでしょう?
初めて聞かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
まず、更年期ですが、これは卵巣機能の衰退過程を捉えた言葉で、女性であれば、誰でも一定の年齢に達すると経験するものですね。
心は若いつもりなのに、体が思うように動かないといった経験はありませんか?
わたしは、まだまだ若いと思っていましたが、うつ病になってから、運動も何もしないで、引きこもりを続けていた結果、15㎏以上太りました。
少しぐらい運動をしても、体重は落ちません。
病院でCTRを撮ったのですが、内臓脂肪や皮下脂肪の塊のようになっています。
お腹がパンパンですから…。
ここ、1年で一気にお腹が出てきました。家族にもビックリされます。
そして、運動しろ散歩しろと、心配だからだと思うのですが、毎日のように言われます。
わたし自身も分かっては、いるのですが…。
外に出るのも億劫で、なかなか体質改善が出来ていません。
これから冬になると尚更やらなくなるので、家の中で出来るトレーニング方法を考えなきゃと思っています。
話を戻しますが、更年期には、こころは若いと思っていても、体は確実に衰退の一途をたどっているという事ですね。
体の不安定な状態から心身のバランスを崩して、そしてストレスもそれに加わって起こる、そんなうつ病があるのです。それが更年期うつ病です。
更年期障害は、年齢的にいうと、卵巣機能の低下が起こる閉経前後45~55歳の時期を指すのが普通です。
更年期障害は、このときに認められる多種多様な症状の総称を言います。
卵巣機能が衰退する過程における女性ホルモンの減少、そして視床下部から下垂体への自律神経中枢に及ぼす影響によって生じる、*自律神経失調症状を中心とする不定愁訴をさしています。
*自律神経失調症状=顔がほてる、めまい、冷や汗や寝汗、動悸、トイレが近くなるなど
が、実際には、この年代の不定愁訴は、女性ホルモンの減少だけではありません。
この年代の時期には、様々な生活上での問題とか、社会的なストレス、老化現象、また大切にしていたものを失うなどと、多くの要因が複雑にからみ合っています。
更年期時期の不定愁訴は、自律神経失調症に加えて、うつ状態などが隠れていることが多いです。
女性ホルモンに関しての項目で、出てきましたが、女性ホルモンのエストロゲンがありますね。
このエストロゲンには、中枢神経を保護をする働きがあります。
でも、閉経後には、このエストロゲンの中枢神経保護作用が低下してしまいます。そうすると、更年期うつ病が発症しやすいとも言われています。
まだまだ世間的には、知られていない、更年期うつ病ですが、もし更年期障害と思っていて、病院に行って治療をしていても、なかなか良くならないのであれば、更年期うつ病を疑ってもよいかもしれませんね。
うつ病は、放っておくと、ますますキツくなります。
早めに精神科、もしくは心療内科を受診されることをお勧めします。
独り言
今日も北海道は、寒いです。
雪が降ったり、雨が降ったり、風が吹いたり…。
なんか、変な感じです。
女性のうつ病って、大変ですね。
男なんてホントにちっちゃい生きものです。
確か、ことわざで
「父の恩は山よりも高く、母の恩は海よりも深く」
というのがありましたね。
これって、人によって解釈は様々なのでしょうけれど、言っていることは、母の恩(愛)の方が父よりも勝っていると言うことですよね。
まず、子どもを産むことが出来るのは、女性でないと無理ですね。男は、造ることは出来ても、生むことは出来ない。
これって、本当にすごいことだと思います。
絶対に女性には、叶わない。
女性は、強くなったと言いますが、体力的には、やはり男が強いわけで、そういった意味では、女性を守っていくのが男であると、わたしは思っています。
でも、それすら出来ずに、女性を物のように扱ったり、暴力を振るう男も多い。
とんでもないことだと思いますね。
そして、今、このうつ病の問題で、産後うつ病で、ママさんだけでなく、自分が産んだ大切な赤ちゃんを手にかけることも、そんなに多くはないと思いますがあります。
悲しい出来事です。
やはり、誰かが守ってあげなければ、いけない。
この記事を書いて、さらに深く感じたことでした。